10月20日、怒涛のカポエィラ・テンポパフォーマンス月間の中間はこんな感じでした。
久しぶりに歌舞伎町でのパフォーマンスです。
ずっとここでやりたいと思っていた、大久保公園と、2回目となるシネシティ広場にて。
BUMP主催の「カブキモノ」
歌手の宍戸留美や監督の手塚眞、山本政志、さらに声優の大塚 明夫など凄い出演者にまぎれてカポエィラ・テンポは子供を含む30人で参加です。
カポエィラ・テンポメンバーであり、王様のブランチに出演しているタレントのアマンダが、他の出演者、エアギターやマジックに飛び入り参加してまるで仕込みの様に活躍していました。
エアギターの人もマジックの人も、途中からアマンダのペースに持っていかれていたような気がします。
やっぱりアマンダは芸能人なんだと再認識しました。こえー。
一番凄かったのは、エアギターを一緒にやろうと言う呼びかけで参加したアマンダが、
ベンチャーズの曲に合わせてエアギターを一緒にやってたかと思ったら途中で勝手にエアドラムをはじめ、エアキーボードをはじめ、そして曲の一番盛り上がるところでまたエアギターに戻ったかと思ったら凄く地味に弾いてて、
「ああ、これはエアベースなんだ。しかもこの盛り上がる所でベースを選ぶのか」
と感嘆させられたところです。
この時、俺はアマンダを完全に認めました。
マジックも凄かったなー。勝手にアマンダが決めポーズをはじめたんだけど、マジシャンの摩訶ダミアンさんもつられて一緒にやるようになっちゃった。
そして司会の小倉さんことマーガレットさんはとても良い人でした。
小学生の生徒たちは強烈な思い出を作った事でしょう。
新宿区の後援がついてる都合で、小倉さんと言う本名でやっていましたが、
「これがあたしの普段着なのよ」
と、外見と喋り方はいつもどおりのドラァグクイーンでした。
まあうちも新宿区の後援を貰ってイベントをやる側なので非常に考えさせられました。
あんまり関係ないか。
一番自分達にとって強烈だったのは、マジックで使った鳩が、公園内を一周飛んでマジシャンの元に戻ってくるはずが強風に煽られてカラスのいる木に突っ込み、逃げたところでマンションに干してある布団に激突して墜落。
そこをそのカラスに捕まって、その鳩を調教した主催側の月花さんが追いかけるのも虚しくビルの屋上まで連れ去られ、仲間を呼ばれて食べられたと言う、全てのパフォーマンスを凌駕する恐ろしい弱肉強食の世界でした。
ひらひらと自分たちのもとに落ちてくる白い羽がせつなかった。
これは子どもたちが帰った後で良かったです。さすがに。
ここで
Pomba voou, pomba voou, pomba voou gaviao pegou.
(鳩が飛んで鷹に捕まった)
と歌えたらカポエィリスタらしいのですが、そんな雰囲気じゃなかったです。
どっちかというと
Pega pra matar e come
(殺して食うために捕まえた)
の歌でしたけど。
ちなみにカポエィラパフォーマンスはアクロバットあり、ダンスカポエィラあり、マクレレーあり、サンバあり、茶番劇ありで盛りだくさんでやりました。
アマンダがいる時のカポエィラ・テンポはサンバが凄い事になります。
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「カラスに食われた鳩の話とカポエィラも少々。あとアマンダ凄い」歌舞伎町 カブキモノ出演裏話
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