※アメブロがあまりにクソなのとこっちの回線の問題で、途中からの写真は帰国後とさせてもらいます。
ここだとFTPが使えないのも痛い。次回はアメブロでやらないかも。
2014年11月23日(日)
今日はバチザード&トロッカ ジ コルダス。
昇段式。
明け方、すげえ雨降る。
アニーは深夜に起きて、今日振る舞う料理を仕込んでいた…。
ちなみに材料は全部トニーが買ってくる。
ももこさんはアカデミーアの掃除を頼まれる。
俺は貫太をSPEEDに連れて行く。
海沿いの道はマラソン大会やってて、車通行止めになっていた。
ラッキー。
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俺だけ、日焼けのあとが痛い。
バラォンできるのか?
今日のコンディションは色々まずいね。
て言うかバチザードはまだ全然始まらない。
ももこさんは今度は新しい帯の先をほぐしたりしてた。
色々雑用をさせられてた。
アニーの料理の手伝いをする人が続々と集まる。
アカデミーアにも続々と集まってきたっぽい。
上で柔軟して過ごして、そろそろと言う所で下に降りる。
丁度メストゥレ バンバが到着。
トニーはもっと生徒一人一人に何かを任せてくれてもいいのに。
全部自分でやっちゃう。
ついに始まった。
第36回昇段式。
最初はホーダ ド グルーポ。
とは言っても他団体の先生たちも入ってくる。
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ヤバい。
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楽しい!
アンドレーもきた。
メストゥレ ニーニャとネネゴも来た。
メストゥレ オレーリャも。
メストゥレ ボゾーも。
なんとメストゥレ トーニョ・マテーリアも。
彼の息子の学校の先生をヴェフメーリョがやってる縁もあっての事だと思う。
俺は彼のCDの大ファン。
うちのみんなはわかると思うけど今年から練習場所でいつも聴く声の人です。
さらにさらに、本当にリジェィリーニョが来た。
メストゥレ ビンバにこの名前を貰った、一代目リジェィリーニョ!
嬉しすぎる。
俺の昇段のジョーゴまで、腰も右手も心配なのであまり出ないようにしようと思ってたけど、これは出ないわけにはいかない。
セーブするなんてありえんよな、ここまで来といて。
17年カポエィラやってるけど、未だに新鮮な気持ちで楽しめるのね。
レウに
「竜太は変わらないよね」
と言われたけど、カポエィラに対する気持ちは余り変わらないのかも。
貫太もももこさんもちゃんとジョーゴできてた。
その後はももこさんはずっとカメラ係にしてしまった。貫太の事も見てもらったり。
しかしおかげで助かった。
そしてセクエンシア、形の披露があったりして、一度また子供とメストゥレだけのホーダがあって、やっと子供の昇段が始まる。
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あ、子供の昇段の前に、メストゥレ ビンバの誕生日を祝ってサウダサォンをする。
SALVE MESTRE BIMBA
あと、今のうちにゲスト達の集合写真を撮ったり。
途中で帰る人多いから(そういうもの)。
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いつか貫太か佳太にここで帯を取らせたいな。
小学校入ったら11月は難しいか…
子供も大人も頑張っている。
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転んでも笑顔。
カポエィラはソレがいい。
俺みたいな体育落ちこぼれでも頑張り続けられた。
失敗しても、そこからどう起きあがるかだ。
さっきのホーダ ド グルーポでも転ばされたけど、ガンガン転んで前に進んで行くんだ、と改めて思った。
ヒアンは黄帯、ジョッタは青帯を無事ゲット。
ジョッタ結構上手いのね…。
そしてレウが子供赤帯から大人赤帯へ。19歳なので。
もちろん父親のボゾーも相手をしてた。
ボゾーは笑顔だった。
そしてアペリードをマクンビーニャからアレルヤに変えた。
ボゾーが。
このレウの昇段までは貫太のケアや写真やらがあるので俺は貫太、ももこさんと一緒にバテリーアの反対側にいたんだけど、ここからはいてもたってもいられなくなってバテリーア脇へ。
楽器もやりたいけど、どんどん他団体のメストゥレやプロフェソールが取っちゃうから厳しいな。
そして、次はなんとデニー(チンバラーダのヴォーカル)とメシカーノの昇段。
緑+黄帯へ。
あ、そうなの!
これまたいてもたってもいられないね。
レウの時は、ジョーゴの相手するのはメストゥレばかりで、落ち着いた感じだったんだけど、この二人の時は激しかった。
デニーは超有名アーティストだけど全然普通にガチで闘う。
盛り上がったなあ。
そして俺の番。
貫太にこの緑+白帯を巻いてもらう。
まさかとは思ったけど…。
しかしこの帯太い!貫太の子供帯の2倍ぐらいあるよ。重いし。
やがて細くなるのか…??
そしてまずはヴェフメーリョとジョーゴ ジ イウーナをする。
まあ~一個だけしくじったけど後は大丈夫かな。
腰心配ない。
動ける。
で、終わった所でジョッタに
「お前のビデオ止まっているぞ!」
と言われる。
マジかよ~
ジョーゴ ジ イウーナが丸ごと撮れてなかった…
でもジョッタが気付かなかったらその後のジョーゴ全部撮り逃してたか。
やっぱバッテリーは純正品が良かったか…
「あいつ、ビデオいじる振りして休んでるぜ!」
と言われたり。
「マランドゥラージェンだぜ!」
と返しておく。
いやあ焦った焦った。
その後、ビンゲーラ。
うちもACMBに合わせてバンゲーラって言おうとしているけどまだ完全に決めてはいない。
相手はメストゥレ バンバ。
バチザードの合間の話で色んなメストゥレが色々しゃべっていた。
メストゥレ ビンバの話は出るけどメストゥレ ヴェフメーリョ27の話が出なかったので、俺のクァドゥラはヴェフメーリョ27の物を歌う。
次はメストゥレ ボゾー。
メストゥレ オレーリャ。
途中で仕事のために帰ると言っていたけど結局俺の時までいてくれた。
帰るからと言って写真も撮ったのに。
その途中からサォン ベント グランジ ジ ヘジォナウに変わる。
そしてメストゥレ ニーニャが入ってくる。
楽しい。
次はメストゥレ マウヴィーナ。
そして、メストゥレ ルーカス。
さっきホーダ ド グルーポでもジョーゴした。
今回もチゾウラ決めたけど重くて倒れず。
そして貫太が出てきた。
あれ。
そして終わった。
そう言えば何か言わされると思ってたけどトニーが色々話してくれてそれで終了した。
確かにやたらと疲れたりで体力がなく、コンディション良くなかったけど、もっと暴れたかったな。
腰もキネシオとロキソニンのお陰でそれほど悪くなかったし。
と言うかプロフェソール以上の昇段は大体こんな感じなんだった。
相手がメストゥレだけとか。
4年前のヴェフメーリョとフラカォンの、プロフェソール ニーヴェウ3への昇段の時はそもそもジョーゴがなかった。
まあ特別な理由があったんだけど。
あーでも蹴り入れときたかった奴がいるんだけどな。
ホーダ ド グルーポでやっておけば良かった。
とにかく躊躇したらいけないな。後に残しておくってのも。
いつもいつもこっち来ると思うんだけどさ。
まあ、でもこれだけ多くのメストゥレ達に囲まれてプロフェソールになれたのは本当に良かった。
それに俺にとって大事な上に久しぶりな人達がいる。
アンドレーがいるのは凄い事なんだよ。
もうテンポの人ではなくなっているけど。
そしてメストゥレ ニーニャとネネゴ。
ネネゴ、昔はノルデスチのホーダで良く会ったなあ。
思えば色んな所のホーダに行ってたんだよな俺は。
4年前のニーニャは、息子を警察の誤射により失ってしまった直後で、ジョーゴする姿なんて想像できなかった。
それが今はテンポのためにこうやって笑顔でジョーゴをしてくれている。
あー、俺の半分はここにあると改めて思う。
思った。
でも、それはこの場所に対してじゃなくて(もちろんある程度あるけど)、この人達に対してなんだなと思った。
なんかアンドレーとニーニャが来てくれた事によって猛烈にそう思えた。
ちょっとこれは叶えられないんじゃねえの、いや、でもできるかも?
と言う俺の夢の一つで、ブラジルの俺にとっての大事な人達をことごとく日本に呼ぶってのがある。
まとめては無理でも年に1人ずつ追加でみたいな感じで…。
日本の俺の生徒や、他団体の人達に、
「俺の愛するカポエィラはこれなんだよ」
って見せたい。と言うか感じて貰いたい。
カポエィラは人が作るものだから、その人達を知って欲しい。
彼らを通して俺の事も知ってほしい。
生徒たちに、「色んな人の影響があってのテンポがあって、竜太があって、そして自分のカポエィラがあるんだ」
なんて事を身を持って感じて貰いたい。
かなり無茶な夢だけど。
まあ~、年に1回、1ヶ月間4人の先生を呼んでる時点で実際の所、かなりソレは実現できてはいるけどね。
フラカォンのカポエィラに対する厳しさや音楽のノリやヴェフメーリョの強さとか…
一番上のメストゥレ トニー1人だけじゃなく、他のプロフェソール達を呼べてるからこそ日本のテンポも俺が育った様に育っていっている。
カポエィラはひとつじゃあないのです。
俺や日本の先生たちだけじゃあ無理さ。
でもプロフェソールになったからもっと心からのカポエィラを伝えられるように頑張らないといかんよなあ。
でもその心の部分はアニーと話す事によって色々と思い出させてもらえた。
アニーはいつかさやかが日本に呼んでくれると信じている。
ああー、この場を正太郎さんと迎えられたら。
指導資格を得られる赤帯を取った時はここで正太郎さんと2人で助けあってジョーゴをした。
今回2人だったらどんなジョーゴの展開だったかなあ。
1人と言うのは苦しいね。
一緒の帯でいられなくなったのは俺のせいでもあるけど。
早くACRO整骨院を軌道に乗せてカポエィラに完全復帰して貰わないと。
宣伝がんばらんと。
色んな事を、最中に思うバチザードだなあ今回は…。
その後はフラカォンとヴェフメーリョの、うちの11段階目の帯、赤+白帯、コントゥラ メストゥレへの昇段。
最初に色々とオレーリャとかが思い思いの事を話していた。
オレーリャは終始面白い。
2人の昇段のジョーゴも、俺の時と同じ様に極めて落ち着いていた。
今回のイベントのハイライトはデニーとメシカーノの昇段ジョーゴだったのかも知れない。
そのままフラカォンの誕生日ホーダへ。
ケーキも出てくる。
そうです。フラカォンはメストゥレ ビンバと同じ11月23日生まれなのです。
凄いよね。
そしてイベントは終わった。
そのままフェスタへ。
トニーからセルチフィカード(証明書)を貰う。
そこにメストゥレ達のサインを貰う。
既にメストゥレ バンバのサインは入っていた。
そこにボゾー、ニーニャ、マルコを足してもらう。
さらに初代リジェイリーニョ!にも。
嬉しいなあ。
今回、フラカォン、ヴェフメーリョの昇段と重なったのは俺にとってすごくラッキーだったな。
でもリジェイリーニョが来たのは俺がいるからだよなあきっと。
トーニョ マテーリアとも話ができた。
次のCDが出たらヴェフメーリョにまた買って来てもらうんだ。
アニーのフェイジョアーダとビールなどが振る舞われる。
色んな人と話した。
でも一番話したのは結局ヴェフメーリョだった。
色々と思った事をお互いに話し合う。
いつも、日本でもやってる事。
まあ大体意見は同じなんだけどね。毎回。
貫太はマテウス兄ちゃんと激しく闘っている。
家で俺と戦いごっこをやる時の目になっていた。
アレは危ない。
ていうかマテウス偉すぎる。12歳なのにしっかりしすぎ。
あと、子どもたちからのエリコーピテロ教えてくれ大会開催。
もっと足を開けー!
とか酔っ払いながら叫んでいた。
貫太がお手本をやったり。
ももこさんは結構飲んでいたっぽい。
某メストゥレに誘われたりしていたらしい。
まあがんばれ。
あ、あとメストゥレ ファウカォンが来た!
遅いよ!
握手の直後、この人の握手、痛い思いするんだと思いだした。
痛かった。
でもうれしいなあ~。
て言うか今日は他でもカポエィラのイベントが多いんだって。
ザンビの所とか、メストゥレ マカーコのところも…。
そんな中これだけの人が集まったのは凄い事ね。
夕方になり、片付けを手伝っていたらヴェフメーリョに呼ばれる。
今度はフラカォンの誕生日パーティーを内輪だけでやるからと、近所のレストランへ。
日本の練習に1回来た事あるモデーロ(アペリードね)も来た。おお。
ジェレイアは来年日本に行くぞとか言っていたけど本気なのかなあ。
貫太はマテウス、ジエゴにパシフィック・リムのゲームとアイアンマン3のゲームを教えていた。
なんだかんだでコミュニケーション取れている。
しかし世の中、金持ちだからってエドゥカードってわけではないなあと再認識させてもらったり。
誕生日ケーキは、誕生日の人が皆に切って分ける。
誰から渡すのかが大事なのね。
ヴェフメーリョは、好きなサッカーチームのバイーアが2軍に落ちたので凹んでいる。
今日のヴィトーリアの試合次第でどうのこうのとか言っている。
ヴィトーリアがむしろ勝ってくれた方がいいんだとかなんとか。
ケーキも食ったし、今夜のメシはインスタントの赤飯とかで済ます。
あー、まあめでたい日だったから赤飯ちょうどいいのか。
めでたいのは応援してくれて、送り出してくれた日本のテンポのみんなのおかげ。
あと家族のおかげ。
貫太を連れてこれたのは本当に良かった。
ちゃんと覚えててくれるかな。
佳太とも男の旅をいつかしないといけない。
あと2日かー。
今回の旅の最大の目的が終わったからなんかナニすればいいやらって感じかも。
ああ、海か。
日焼けのせいで考えたくもないのう。
あ、facebookに載せた俺の昇段写真にマイコーりょうさんがイイねを付けてる。
帰ったらご報告の電話しないと。
自分の師匠と一時的とは言え同じ帯になってしまった。
ACMB系列の日本人では二人目のプロフェソール。
俺が進んだらみんなも前に進みやすくなるはず。
みんなで一緒に前に進んでいきたいです。
アップルぐみ すだかんた
11がつ23にち にちようび はれ![]()
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